音楽配信躍進の年の終わりに思う
2005年もあと少しで終わるが、今年は日本の音楽配信が躍進することができた年なのだと思う。
ITunes Music Storeが日本で始まり、その影響か、日本の音楽配信サイトでも単価が下げられることになった。一足先に、携帯端末ではじまった着うたフルでも、3000万ダウンロードを超えた。
ただ、大晦日に紅白を聞いていて、ふと思ったことがあった。
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2005年もあと少しで終わるが、今年は日本の音楽配信が躍進することができた年なのだと思う。
ITunes Music Storeが日本で始まり、その影響か、日本の音楽配信サイトでも単価が下げられることになった。一足先に、携帯端末ではじまった着うたフルでも、3000万ダウンロードを超えた。
ただ、大晦日に紅白を聞いていて、ふと思ったことがあった。
最近の茶会で、著作権特区というものが必要なんじゃないかという議論をしている。
コンテンツをより多くつくり、海外へと売るという政策をとるのであれば、創作者をつくりだすための場が必要なのではないかということからだ。
この著作権特区という考え方自体は、以前から主張はされていたらしい。実際に申請したっぽい岡山県では、以下のような政策を掲げている。(実際に行われているかどうかは未調査)
デジタルコンテンツ流通特区(Dトップ・エリア)の形成
デジタル化時代に適応した著作権制度(注)を先行的・試行的に導入するほか、高速大容量の「岡山情報ハイウェイIPv6」を最大限活用したデジタルコンテンツ流通のための実証実験環境の整備や、国が行う権利処理・課金システムや高度配信技術等の研究開発を誘致するなどの方策により、デジタルコンテンツの円滑な流通を総合的に支援する「デジタルコンテンツ流通特区(Dトップ・エリア)」を形成し、次世代のデジタルコンテンツビジネスを目指す先進的企業の進出を促し、最先端の情報通信基盤にふさわしいデジタルコンテンツの充実を図る。
(注)放送番組や図書館等に保存される地域の映像情報等をインターネットで配信(二次利用)する際には、新たに著作権処理が必要であり、この権利処理にかかる煩雑な手続が魅力あるデジタルコンテンツ流通の阻害要因の一部となっている。
政策空間というところに載った論文について盗作騒ぎが起きているようだ。
なんでも、白田先生がWebで公開している文書が剽窃されたらしい。
対象となった文書はこの3件だ。
白田秀彰「著作権における類似性」
白田秀彰「著作権の強化におけるコメント」
白田秀彰「著作権の原理と現代著作権理論」
瀧野綾「8分音符はオリジナリティの夢を見るか?」
瀧野綾「知的財産権はフランケンシュタインか?」
瀧野綾「海賊版はなぜ悪とされるのか」
どの辺りが似ているかについては、こちらのサイトで述べられているので、参照してみて欲しい。
:著作権侵害を扱った投稿が著作権侵害であったと言う話 by 放談天国
ちなみに、政策空間側では、すでにこの件について、瀧野氏側が剽窃した可能性が極めて高いとして、瀧野氏の投稿を削除するという形で対処をしている。(そのため上記で紹介している記事はアーカイブにリンクをしている)
「【重要】<執筆者・読者の皆様へ>(2005年2月23日更新)」
下の3つのエントリで書いた物を修正して、14日の午前中に送付。
パブリックコメント:著作権保護期間延長
パブリックコメント:著作権保護期間延長(2)
パブリックコメント:ライセンス
本当はもう少し書きたいこともあったのだが、昨日が修論の最終発表会だったため、その準備等もあり、用意できなかった。
うーん。そのうち著作権法に関するパブコメもあるだろうし、その時に出せるようにしよう……。
参考:
謎工さんのところでいくつか提出原稿が公開されている。
クリエイティブ・コモンズやGPLなど、現在広くインターネットで使用されているライセンス群は、法律的には不安定な立場にある。不安定なライセンスを著作権法、もしくは特別法により有効なものとすることができないかという提案。
下のエントリとはまた別個に著作権保護期間延長について。現行制度に関する対策みたいな感じで。
著作権を延長するなら、遡及適用は無しにしろ、と。
知的財産推進計画2004に関するパブリックコメントに何か送っておこうと思っている。
どうせだから、大きな枠組みで意見を送っておこうかな。名義は……個人名にするか、それともロージナ茶会にするか、他の団体名にするかその辺は考えつつ。
まず一つ目は著作権の保護期間延長を含む、権利強化策に関して。
久しぶりに自分の名前でググって、自分の著作物がこの規定で使用されているのを発見。
私的には使ってもらえた方が書いた甲斐があるって思うから、嬉しいけど。
ちなみに、試験問題での使用は、著作権法36条で勝手に使用して構わないということになっているので、事前連絡等は不要。うちにも連絡来てません。
しかし……最近はこういう雑誌記事でも試験問題に使用されたりするんだな。こういうのはある程度権威のある人間の著作しか使われないものだと思ってたけど。
どうしようもない主張をしてくれているようで。
しかし、この主張は面白い。自ら自分の権利を弱めようというのだから。
CMカット機能「著作権法違反も」 日枝・民放連会長
放送された番組のCMカットは著作権法違反と主張する人
[著作権]CMカットで著作権侵害
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