インターネットの法と慣習 インターネットの法と慣習
ネットワークには固有の法律があるのではないか。HOTWIREDの連載をもとに加筆・編集された本。現在一番のお薦め。(記事)

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2005.03.12

閨閥――マスコミを支配しようとした男

本所次郎,2004,『閨閥―マスコミを支配しようとした男』徳間書店

架空のメディア企業群において、その支配を行おうとした一族についての話ということになっているが、フジテレビを支配していた鹿内一族の興亡を描いた本だと言われている。フジテレビによるTOB、ライブドアによる株の購入などの中で、突然鹿内氏が自らの株について主張したりしたこともあり、結構注目を浴びているのだが、この本自体は絶版。

絶版とはいえ、2004年発売だし、そこらの本屋では回収していないこともあるだろうと思って数軒まわってみたら、発見。オークションで5000円以上の高値がついていたりするので、複数冊手に入れて転売しようと思ったが、一冊しかみつからなかった……。でも、手に入っただけましか。

この本は、鹿内一族、フジテレビ、ニッポン放送を巡る話について、登場人物を仮名にして描いているようだ。「本作品はフィクションであり、実在の個人・団体などとは一切関係がありません」と書かれているんだけど、実際には本当の話を名前を変えているだけではないか、といわれている。
実際、仮名といいつつ、見ればすぐわかる。フヨウテレビなんて、「フヨウは『芙蓉の峯』、富士山を文学的に表現したものである」と書いてあるし……。

で、この本を読んで一番笑ったのが21ページの表記。
鹿内氏は「鹿野氏」という仮名になっているのだが、この21ページだけ「鹿内」と書かれているのだ。作者も鹿内氏をイメージして書いていたんだろうなあ。変換ミスでこうはならないだろうし。

さて、この本は絶版になっている上にAmazonにものってなかったりするので、圧力がかかったのかとか思っていたのだが、徳間書店から公告が出ていて、著作権侵害があったため発売停止になったのだという。(nikaidou.comより)

でも……これだけ話題になっているのだし、著作権侵害部分を除いて出せばいいのでは? きっと売れると思うんだけど。

03:18 PM [書籍] | 固定リンク このエントリーを含むはてなブックマーク


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