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2005.03.04

心脳マーケティング

Zaltman, Gerald, 2003, How Customers Think, Harvard Business School Press.
(=2005,藤川佳則・阿久津聡訳『心脳マーケティング――顧客の無意識を解き明かす』ダイヤモンド社.)

マーケティングの手法等に関する本であり、調査関係の仕事をしている人間には必読の書になると思われる。

・意識と無意識には95対5の法則があり、全ての認識の少なくとも95%は心の影の部分(=無意識)で起こり、多くともたった5%だけが高位意識で起こる。
・そして、高位意識は、基礎となる要素(より低位の意識と無意識)から出現し、それらによって定義される。
・そのため、従来のマーケティング手法のように高位意識だけを分析していては、消費者の動向を把握することはできず、無意識の部分をどのようにして解き明かすかが重要になる。
・その一つの方法として「画像」と「メタファー」を利用するZMET調査法や、コンセンサス・マップによる把握がある。
etc...

とても読みごたえのある本である。実際にこの手法を試している例として、アメリカの企業のことが多く提示されているため、わかりやすいし面白い。
この方法は、マーケティングだけではなく、社会調査等でも役に立つ方法ではないかと思う。仕事で用いることができたら面白いと思うしね。……今関わってるプロジェクトでも使えないかなぁ。

で、ふと思ったのが、このあいだ会社から来た新入社員アンケート、実は新入社員の分析のためにああいうちょっと変わった設問になっていたのだろうか、ということ。(設問等はmixiで書いてある)
あれで評価されても困るんだけど、実は私らもサンプルだったりするのではないか、とか。

この件について先生が一言。
「マーケティングの世界でも基本構造の方を操作して変えようという動きがはじまってるってことか」
なるほど。確かにそういうことも言えるかもしれない。無意識を操作することができるようになれば、だが……。

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Comments

私も読みました、「心脳マーケティング」。
面白かったんですが、反面「まず、その5%を解明する方が先じゃぁ・・・」とも思ってしまいました。

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