輸入権
日経新聞を見ると、輸入権の導入が本決まりらしい。
ただし、輸入差し止め期間は5年ほどとするらしい。この期間限定については日経新聞だけで朝日新聞には書いてなかったんだが、導入はされるのか? 5年のみというのを法制化することができるのかも問題だ。
朝日新聞には以下のような記述もある。
音楽CDは再販売価格維持制度に基づき、価格が6カ月から1年間固定されている。消費者団体は「再販制度に還流禁止が加わると、価格競争がなくなり消費者が損をする」と、導入に反対している。このため、文化庁や経済産業省は業界に対し、再販期間の短縮や通常価格の引き下げに努力するよう促す。
再販期間短縮の引き下げか・・・。
その前に、時限再販制度を改革した方がいいと思うが。現在では一定期間後出版社等が再販制度からはずすという制度になっているらしいが、そうではなくて書店やCD販売店の判断で、一定期間を経過した書籍やCDは値引き販売ができるようにすればいいのではないか。
そうすれば価格の弾力性はあがると思うが。
ところで、再販制度に基づいて6~12ヶ月間価格が拘束されているというが、それを過ぎて安くなる国内盤CDというのを聞いたことがない。実際に安くなっているのだろうか?
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Comments
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> ところで、再販制度に基づいて6~12ヶ月間価格が拘束
> されているというが、それを過ぎて安くなる国内盤CD
> というのを聞いたことがない。実際に安くなっているのだろうか?
Amazonの邦楽ストアは積極的に時限再販切れた商品を10~20%引きで販売していますね。
Posted by: 津田 | 2004.02.17 06:15 PM
>Amazonの邦楽ストアは積極的に時限再販切れた商品を
>10~20%引きで販売していますね
なるほど、Amazonではやっているんですか。
Amazonで国内盤のCDを買うことが無いので気づきませんでした・・・。
Amazonがもっと世間で使われるようになれば、普通の小売店でもやすくなるのかもしれないですね。
Posted by: kira | 2004.02.18 10:29 PM