レコード輸入権の訂正
レコード輸入権1の記事で、アメリカの輸入権はファーストセールドクトリンに服さないのではないかと書いたが、コメントでファーストセールドクトリンに服するのではないかというものをもらった。
ふむ・・・私なんぞの解釈よりも、よっぽど優れた方の解釈なんだろうし、こっちの方が正しいのかもしれないが・・・。
正直なところ、私にはそう聞いてもどちらともとれるように聞こえる。裁判所は、どっちにもとれる判決出したんじゃ無かろうか。Qualty Kingはちょうど有罪にできるから有罪にしておいて。
「海外生産のライセンス商品を国内で生産したものではないとは言い切れない」というのは、言うことも可能だという取り方も可能なわけで。ポイントを突いた判結を待つしかないのかもしれない。
ファーストセールドクトリンに服するというのはこちらをみてみてください。
ちなみに、輸入権の論争の中では傍論。ただ、文化庁の資料が正しいのかどうかという点では、十分に争点になるのかもしれない。そこが気になって私は見ていたんだけどな。
あと、輸入権について、小倉さんが記事を書いていたので一緒に紹介しておく。
「輸入権について」
# 思いっきり「輸出権」とか書いていたし。何書いてたんだろ・・・。
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Comments
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え?
Posted by: nn | 2003.12.21 10:06 PM