インターネットの法と慣習 インターネットの法と慣習
ネットワークには固有の法律があるのではないか。HOTWIREDの連載をもとに加筆・編集された本。現在一番のお薦め。(記事)

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2003.12.20

神がいる世界

神がいる社会って言うのは楽だなと思う。どんなにもめても神の恣意的な意志によって最終的な判断を下し、それによって世界をまわすことができる。
オンラインゲームにおいては運営会社がカミサマになる。カミサマがいる分だけ、統治が行われやすい。プログラムに致命的なバグがない限りにおいてという条件が付くけれど。そして外部者の介入(法etc)を防げればと言うのもあるか。
そうか。さらにあるとすれば世界から排除されることでペナルティをおうようにしないといけないか?そうすることによって、ルールを守る必要性が増し、離脱者が減る。簡単にexitできて、代わりの世界がある状態では、統治はうまくいかないかもしれない。

簡単にexitできない世界で有れば、カミサマが馬鹿でも従わざるを得なくなる。exitが簡単だったら、失望して逃げる人間が増える。オンラインゲームにおいてはexitが簡単だから、カミサマの優秀さが問われる。優秀じゃなくても人が集まり続けるものもないわけじゃないが。

現在私たちが生きている世界をexitしてみたら、他の世界への選択肢が現れたとかなると面白いかもしれない。

「あなたはこの世界を選んでみたわけですけど、失敗したんですねと。じゃあ、別のを試してみますか?その代わり世界に降り立ったら、あなたの記憶はいったん初期化されますけど。大丈夫。その世界をexitしたらまたあなたに記憶は戻りますから。」

・・・そうして、exitするたびに、自分が同じ失敗を別の世界でもやっていることに気づく。
もうこれ以上世界を試す気がなくなって、もういいよ、というと、今度はこういう選択肢。

「そうですか。残念です。では天国という世界と地獄という世界と浄土という世界とヴァルハラという世界と・・・がありますが、どの世界を選びますか?」

現実は小説よりも奇なり、って・・・。

02:22 AM [ネットワーク] | 固定リンク このエントリーを含むはてなブックマーク


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