Recent Trackbacks

August 2016
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ

Main | January 2004 »

December 2003

2003.12.31

吉野家・・・

吉野家の牛丼、牛肉の在庫は1ヶ月分とかで2月にはやばくなるのだとか。
よく使用する人間としては結構厳しかったり。あそこは安くてそれなりに食えて、かつ、深夜だろうが早朝だろうが食えるからよく研究室に夜遅くまでいた時とかに使っていたが・・・。
松屋とかと比べて肉無しではメニューが無くなってしまう辺りがどうしようもないかもしれん。残るのは焼き魚定食くらいか?

このまま行くと今年の2/22の大盛りネギだく玉デーは開催中止だろうか・・・。

アメリカがこういう状況を背に、全頭検査なしでの輸出を押し通すかも。まあ、そうしたとして消費者がその肉を食べるかどうかと言うのは未知数だが・・・とりあえず半年くらいは近づかず、でも、置いてあったら半年もしたらまた購入し出すんじゃないかな。

最近の健康ブームを見ていると、こう、身体にいいってテレビで言われたら次の日からスーパーからその品が消えて無くなるが、だいたい1ヶ月もしない内に買われなくなってるから。熱しやすく冷めやすすぎ。

日本サイバースペース株式会社

今日で今年も終わり。なんか色々とあった1年だったが、結局何もやってないような気もするな。
研究関連はほとんどやらないに等しかったし・・・。来年はなんとかしないとな。

年末と言うことで、親がカレンダーをもらってきていた。通常私は自分用にカレンダーをどこかで買ってくるのだが今年は買ってくるのを忘れていたので、親が会社でもらってきたのから適当に選ぶ・・・。
って、日本サイバースペース株式会社ってなんだろう。(カレンダーに書いてあった会社名)
仰々しい名前なんだが、どうやら三菱マテリアルのASP部門を子会社化したってことだろうか。そもそもドメインとかWebページ内で使われているmocnってなんだ?・・・どこにも説明がないし。
会社としては建設系のASPとしてサービスを提供しているみたい。ASPという名前がでてくる前か・・・。

しかし、カレンダーに会社名しか書いてないってどうだろうな。知りたい人はgoogleにでもかければすぐみつかるからそれでいいってことか?

2003.12.30

結局……

コミケには行きませんでした。家の都合もあって。

その代わりに某プロジェクトについて色々と相談&関係各所にメールなどをして過ごす。来月の半ばはまた修羅場になりそうなのが怖い。来月のレジュメで失敗するとかなりまずいんだが。
・・・明日にはレジュメ書き始めよう。
私がやろうとしていることは今の内にやった方がいいのは確かなんだと思うが、私の人生設計的には今やってはいけないことなんだろうな(苦笑)

2003.12.29

巫女さん in アキバ

秋葉原電気街と神田明神が新春キャンペーンを合同で行うとか
神田明神の絵馬をスタッフが巫女さん衣装で配布とか書いてあるんだが・・・思いっきり別のイベントになりそうな予感。
それは何か意味があるのだろうか。神田明神も堕ちたか、って話になりそうな・・・。
いや、とうとうアキバ色に染まったな、と言われるだけか。

私にしてみれば東京に来た時からアキバはアニメとゲームの街だったから別に違和感がないと言えば無いが、ずっとこっちに住んでいる人にとってみたら、凄い変化なんだろうな。
それが時代の流れ、と言われても納得出来ないだろうし。

2003.12.28

統計

インターネットサービス関係
メモ。

コミケに行ってきた。
うーん、やっぱり3日目も行ってみるべきか?

by-nc-sa

についてわからないというのを見かけたので、ちょっと書いてみよう。

by-nc-saの英語コンテンツを日本語化して公開したいので有れば、それが誰のものの翻訳であるのかを明記し、「~の日本語化作品」みたいな感じの題名でもつけて、かつ、対価を取らない形(頒布コストも取っちゃ駄目らしい)であれば、公開・頒布ができることになる。
さらに、その日本語化コンテンツには、同様のライセンスを適用しなければならないから、日本語化コンテンツもby-nc-saライセンスが適用されることを宣言すればいい。

でも、なかなか改変可能な形でおいてあるコンテンツって無いように思う・・・。単純複製がOKなのが問題だと思うから、CeMの方が・・・と思うわけだが。


そういえば、インターネットマガジン2004年2月号を見た。
本当に真紀奈たん×レッシグ教授写真があったよ・・・。(こう書くとカップリングみたいだな)
・・・真紀奈たん×レッシグたん同人誌とかでていたら、やっぱりレッシグ教授は怒るんだろうか?普通怒るよな・・・。でも同人の実情ってそんな感じじゃないかとも思ったり。
ああ、真紀奈たんも露出の激しいのは駄目って書いてたから、両方とも駄目か。
私には絵を描く技術がないから、そんなもの描けないが。

ココログル

ココログルというココログ専用検索エンジンがある。
この間一端止まったのだが、赤く3倍になって復活
これがあると、自分の書いたことと似たことを書いている人とか、興味有ることとかの検索ができて面白い。ココログのコミュニティを活かすためにはかなり有益なんじゃないだろうか。

ってことで、とりあげておく。
ついでに、これ使って興味の対象が似通っている?ような人を見つけたのでトラックバック入れておこう。
・・・まあ、時間がある時くらいしかひいたりできないわけだが。

2003.12.27

捜索中

・ハードウェア市場におけるIBM/PCの普及率・普及台数の推移
・OS市場でのWINの普及率・普及台数の推移
・ISPの普及(サービス提供事業者数、加入者率)の推移

見つからない・・・。ちなみに時期は80年後期から90年末くらい。国内とアメリカ。
国内Winについてはこういうのがあったが、これだけじゃ全然足りないし。
がートナーとかIDCの調査レポート購入する金なんてどこにもないしな。

地道に探そう。データ知っている人がいたら、お知らせください。コメントでもトラックバックでも何でもいいので。

(追記)
Windowsシェア・・・基準が統一されてないからわかりにくすぎ。やっぱりIDCの資料が欲しい。
1995-1996年
1993-1997年
1998年

番外
ワープロソフトのシェア推移

死活監視

って何?って思ったんだが、これってサーバが生きてるかどうかを確かめると言うことか。
単に落ちてないか調べるだけ・・・。
LASDECがやっているのはその死活監視のみらしいんだが
それで住基ネットって本当に大丈夫なんだろうか。

長野県の情報セキュリティポリシーってこれかな
LASDECの方はよくわからない・・・が、こんなのみつけた。「情報セキュリティポリシーに関するガイドライン

一つこう言うので思うことがあるんだが、なぜ不正アクセス防止法違反も含めたあらゆる方法でアタックが可能かどうか調べないのだろう。それとも彼らがやっているのはそういう方法?
情報を奪取する側が法律を守るとは限らないだろうに。というかむしろ無視して試すものだろうし。
最初からテストしますよ~とかいう必要もなく、数ヶ月の期間を定めて、その間アタックし放題とかそういうのにするべきだったんだとおもう。その間は絶対安全だと言い張る役人と大臣とネットワーク作成者の個人情報だけ入れておいて。
そうやって安全性がある程度確保でき、障害発生時のマニュアルなんかもきちんとできあがってはじめて、稼働するようにすれば、今みたいに大きな反対は起きなかったんじゃないかな。
それでも反対は続いたと思うけどね。そもそもそういう総背番号制っぽいものを嫌う人は多いだろうから。

私はある程度まともに運営されていて、身分証としてカードが手に入るのならそれに越したことはないと思っていたり。免許持ってないからな・・・。
ただ、私の住んでいるのは国分寺。まだ二次稼働始まってない(苦笑)

初日の出

時刻一覧があったのでメモ。

地形の影響というと、私は前までいつも山の上で見ていたから、それなりに影響あったんだろうな。あ、でも、日の出は山の陰からだったから、相殺されていたのか?
山頂からみる日の出はとても綺麗で、気に入っていたんだよな。今は登る体力があるかどうか・・・。(3年前まで登っていた)
まあ、あのころ一緒に登っていた人間も、みんな忙しくなったしな。それぞれ別の場所に住んでいるし。

また見に行けたらいいな・・・。

ロージナ茶会:オープンカンファレンス

というものを計画してみる。まだ妄想段階。
場所は国立にして、某場所を借りて、パネルセッションを2回と懇親会という感じにしたら、どのくらいの人が集まるだろうか。
多分時間的には1月末から2月にかけての土日のどちらか。
テーマは・・・HOTWIREDの白田先生の記事関係。ゲスト次第でゲストの方の専門分野というのもあり。

単に集まって話すだけと言うよりもテーマがあった方が色々と話せるだろうと言うことでこういう学会形式で考えているんだが・・・。
結局人数次第なんだよね。WIREDの記事で告知したとしてどれくらいあつまるのか。10人とかそのくらいだったら、別に最初から雑談でもある程度話はできると思うのだけど。(って茶会のメンバーだけでそれくらいになりそうだが)
場所は・・・如水会館という手もあるのかな。あそこは神保町だから、都心から近い・・・けどそれなりの値段だろうなぁ。(割引はきくとはいえ)

他にやるとしたら、定例会の日程を公開して、来てみたい人はどうぞと告知出すというのも面白いかもしれない。
場所は国立のロージナ茶房なので、そこにこれる人対象だけれども。まあこの辺は仕方ないか。
これは今度試してみてもいいかもしれない。・・・店溢れたら困るわけだが(苦笑)

そういえば、京都でやろうという話もあったっけ。そっち在住のメンバーと一緒に。

なんか色々と計画はあるけれど、実際に実行に移されるのは・・・一つあるかどうか。
忙しいし、本気でやるとなると色々と準備が大変だからな・・・。

実際のところ、こういうのがあったとして来てみたい人ってどのくらいいるんでしょ?
うちの会の認知度がよくわからなかったりするし。

2003.12.26

認証と識別

前に書いたことについて意見をもらっていたのだがその関連。
ちょっと今考える暇がないのでメモ。
「認証という名のレトリック」
「認証と識別」

導入前に知っておきたいバイオメトリクス認証
前編後編

高校の時の・・・

/.のコメントに書いた方をはじめとして、高校時代の知り合いって色々と面白い人が多かったように思う。一輪車通勤をしていたあの先生ほど凄い人は他にはいなかったようにも思うが。(一輪車以外にもエピソードは多すぎて語りきれないくらい)
昔、私の知り合いがその先生に何で一輪車なのか聞いたことがあった。
答えは、
「こがないとすすまないから・・・」
だったそうだ。(つまりこがなくても進むものは怖い)

他の人に言わせれば私も変わっているということになるんだろうが。朱に染まって真っ赤になったというか、むしろ他人を染めた方だったかもしれんな。

2003.12.25

CGI

が書けない。
多分本当に簡単なスクリプトのはずなんだが・・・。
どうもうまくうごいてくれない。
とりあえず挫折することにして、それを使わない形でサイトを作ることにする。見栄えが悪いかもしれないが、仕方がない。。。

2003.12.24

クリスマスイブ

もうこんな時期か、という感じ。もう今年も終わりなんだな・・・。
街では毎年クリスマス時期にイルミネーションが行われるのだが、毎年激しくなっているような気がする。どこから金が出ているんだろう。やっぱり市か?財政的にはやばいと聞いているのだが。

ところで、去年か一昨年くらいからか大学にもイルミネーションが行われるようになった。学校の工事をしている建築業者の好意で、という話なのだが、今年も行われていた。
・・・門の方から見える木の1本の表半分だけ。
なんてちゃちいライトアップなんだ・・・。
社会学系の教授陣がライトアップに反対したと言うし、そのせいなんだろうか?にしても、この程度だったらやらない方がいいと思う・・・。

2003.12.23

茶会の風景

研究カテゴリに入れるのもどうかと思うんだが、うちの茶会の座談会記事がでてるんでリンク。
茶会実況中継/読者の皆さんからの投稿について
これみて面白そうだと思った人はご一報を。ただし無制限に加入できるというわけではなく、一応審査はあるので。
そろそろ運営体制も考えなきゃいけないかもなぁ。・・・今はメンバーが動ける状況に無いというのもあるとはいえ。(みんな何かと忙しい)

読者会について書かれているけど、これは実際にやろうかという話ですすんでる・・・はず。メンバーがある程度手があいてからじゃないと無理なので1月下旬以降だろうが。
吉野家でやろうっていう案もあったっけ。突然某所の吉野家に現れて、全員が大盛りネギだく玉を頼み、殺伐とそれを喰いながら議論するという・・・。(※やりません、多分)

ああ、ちなみに私もこの座談会には参加してます。どれが私だかは日記見ている人なら気づくはず。気づいても言わないでください。お願いですから・・・。

うまい棒でエッフェル塔

京大で作成されたのだとか
こういうのいいなぁ。うちの大学でも誰かやらないものか。
まあ、ハリーポッターと学長の石には結構受けたけど。今回の学祭のヒットはあれくらいだったか・・・。
(うちの学長は政府税調の石弘光先生。賢者の石とかけたわけですな)

高校の頃はやたらと時間かけて何か作るというのは普通だったんだが、大学入ってからはそういうこともない。あと1回だけ学祭に参加する機会があるから、今から何か計画してみようかな。
・・・技術力と人数が足りないか。

情報元:スラッシュドット:5mの鉄の貴婦人・・・ただし材料はうまい棒

打ち上げ

とりあえず今日で今年のゼミが終了。ついでに授業も終了。
ってことで、打ち上げ。
教授の好みもあってか、ゼミではやたらと高級っぽいお店に行くことが多い気がするよ・・・。そういう店が多くあるという国立の事情もあるんだろうが。
今日行った店も見た時にかなり焦ったし。金は持っていたけど、いくらかかるんだろうと(苦笑)結局、ワイン込みで3000円と普通の値段だったけど。
・・・その後結局飲みに行ったから総計で5000円くらいはかかったけど・・・。

なんか打ち上げの際に色々と話をしていて、自分がやはり何か違うところに生きていることに気づかされる。
メイド喫茶とか単語も知らないのか、普通の人。アニメとか全く知らないのか?CLAMPくらい知っているだろうと思ったのだが、知られていないものなのか?(※今日いた人はほとんど女性)
社会学部の人間は一番社会不適合な人間なのだ、という言葉になぜか納得しつつ、自分が不適合なのか、それとも他の人たちが不適合なのか、はたまたみんな結局不適合なのか、その辺考えてしまった。

メイド喫茶に詳しく(といっても名前くらいしか知らない。行ったことがあるのは二度だけ)、やたらとウイスキーに凝ってて(単に洋酒が好きなだけ)、アニメとかに詳しい(アニヲタな人間から聞いて名前を知っている程度)、合唱とかやっていたりする(一時期所属していた。今は歌ってない)、ということで、明らかにおかしな人として認識された気がする。どれも適当にしかかじってないのだが。

「普通の人になるための努力」が必要なのかもしれないと思いつつ、結局普通の人って何?って思ってしまう今日この頃。私の周り、どう考えても普通の人いないよ。。。

2003.12.21

アキバ

久しぶりに秋葉原に行ってきた。
数ヶ月ぶりのような気がするが、なんか最近秋葉って綺麗になった?カオスなところが少なくなったように思ったのだが・・・。裏通りの店も少なくなったように思うし。
相変わらずエロゲとアニメの街っていう雰囲気はただよっていたが。

今日のターゲットはコミケのカタログ。とりあえず冊子1冊と、ROM3枚購入。つーか何人行くのか確認するの忘れたし。先生二人の分と、あと一つは誰のだろう。一番早くコメントつけた人?(苦笑)>メンバーの方

冊子は重すぎ。自分用で買ってきたんだけど、持っていくの挫折しそうだ。。。
ついでに、特典とかいってこれはファイルケースみたいなものをもらった。やたらとでかいの。(ゲーマーズ特典)
さすがに自分でも所有する気になれないかもしれない。これは・・・ピョコラって書いてあるが、デ・ジ・キャラットのキャラクターのぴよこだろうか?

結構CD-ROM版は売り切れていたけど、あれはやっぱり特典がいい店から売れていくのかな?あんまり気にせずに一番近くの店で買ったわけだが、昔だったら全店舗まわってから買っただろうな・・・。

あ、メイドカフェ寄るの忘れた。一度Cos-Chaあたりに行ってみようと思っていたんだが。

レコード輸入権の訂正

レコード輸入権1の記事で、アメリカの輸入権はファーストセールドクトリンに服さないのではないかと書いたが、コメントでファーストセールドクトリンに服するのではないかというものをもらった。
ふむ・・・私なんぞの解釈よりも、よっぽど優れた方の解釈なんだろうし、こっちの方が正しいのかもしれないが・・・。
正直なところ、私にはそう聞いてもどちらともとれるように聞こえる。裁判所は、どっちにもとれる判決出したんじゃ無かろうか。Qualty Kingはちょうど有罪にできるから有罪にしておいて。
「海外生産のライセンス商品を国内で生産したものではないとは言い切れない」というのは、言うことも可能だという取り方も可能なわけで。ポイントを突いた判結を待つしかないのかもしれない。

ファーストセールドクトリンに服するというのはこちらをみてみてください
ちなみに、輸入権の論争の中では傍論。ただ、文化庁の資料が正しいのかどうかという点では、十分に争点になるのかもしれない。そこが気になって私は見ていたんだけどな。


あと、輸入権について、小倉さんが記事を書いていたので一緒に紹介しておく。
輸入権について

# 思いっきり「輸出権」とか書いていたし。何書いてたんだろ・・・。

virtual property

Hunter, Dan and F. Gregory Lastowka, 2003, "VIRTUAL PROPERTY"(http://www.nyls.edu/docs/hunter_lastowka.pdf, December 22, 2003)
The State of Play: Law, Games, and Virtual Worldsでドラフトが公開された論文。引用しないで(please do not cite)とか書いてあるんで、引用についてはおとなしく来年を待つとするかな。
で、これはオンラインゲームにおける財産やアバター(キャラクター)の所有について、所有権を認められるのかについて考察した論文。いくつかの視点から考察して、やっぱりこれらも所有可能でしょ、という結論。ただし、絶対的に所有出来るというわけじゃなくて、所有出来ないという反論に比べれば、所有可能といえるかな、という感じ。
ベンサムの功利主義:
ロックの労働説:
ヘーゲルの人格説:

2003.12.20

裁判官が判決を聞き間違えると?

オーストラリアで、陪審員の判断を裁判官が聞き間違えて犯罪者を釈放してしまったという事件があったそうだ。
これ、そもそも裁判官が間違えているって途中でわかんなかったんだろうか。「ちょっと待て、私らは有罪と言ったのだが」とか陪審員が口を挟んだりしそうなもんだが。そういう発言も無視ったのだとしたらある意味すごい。

ちょっと思ったこと。"guilty"と"not guilty"だからわかりにくいわけで、もうちょっと無罪の表現を変えてみてはどうだろうか。例えば、"guilty"と"innocence"とか。とりあえずこれなら間違えないのではないか。
ここまで違うもので間違えたとしたら、それは裁判官の落ち度といえそうな気がする。

日本では今のところ陪審制はないし、このような事件は起きないはずだ。裁判官が判決文読み間違えると言うことがない限り。裁判員制度下でも起きないだろう。
ただ、裁判員制度の場合は、審議室で戦いが起こったとか、そういう別の混乱は起こるかもしれないが。これからの裁判官は大変だ。

情報元:岡口裁判官のblog経由X51.org

神がいる世界

神がいる社会って言うのは楽だなと思う。どんなにもめても神の恣意的な意志によって最終的な判断を下し、それによって世界をまわすことができる。
オンラインゲームにおいては運営会社がカミサマになる。カミサマがいる分だけ、統治が行われやすい。プログラムに致命的なバグがない限りにおいてという条件が付くけれど。そして外部者の介入(法etc)を防げればと言うのもあるか。
そうか。さらにあるとすれば世界から排除されることでペナルティをおうようにしないといけないか?そうすることによって、ルールを守る必要性が増し、離脱者が減る。簡単にexitできて、代わりの世界がある状態では、統治はうまくいかないかもしれない。

簡単にexitできない世界で有れば、カミサマが馬鹿でも従わざるを得なくなる。exitが簡単だったら、失望して逃げる人間が増える。オンラインゲームにおいてはexitが簡単だから、カミサマの優秀さが問われる。優秀じゃなくても人が集まり続けるものもないわけじゃないが。

現在私たちが生きている世界をexitしてみたら、他の世界への選択肢が現れたとかなると面白いかもしれない。

「あなたはこの世界を選んでみたわけですけど、失敗したんですねと。じゃあ、別のを試してみますか?その代わり世界に降り立ったら、あなたの記憶はいったん初期化されますけど。大丈夫。その世界をexitしたらまたあなたに記憶は戻りますから。」

・・・そうして、exitするたびに、自分が同じ失敗を別の世界でもやっていることに気づく。
もうこれ以上世界を試す気がなくなって、もういいよ、というと、今度はこういう選択肢。

「そうですか。残念です。では天国という世界と地獄という世界と浄土という世界とヴァルハラという世界と・・・がありますが、どの世界を選びますか?」

現実は小説よりも奇なり、って・・・。

2003.12.19

再販制度に反対する理論

某研究会にオブザーバーとして参加させてもらった。実際、私なんかが参加していいのかと思ったりしたが、すごくいろいろいいこと聞かせてもらったかも。
その関係で来年夏コミに何か出させてもらうことになるかもしれんが・・・。暇あるんかな。たぶん修論と就活で死にかけてるんじゃないか?<自分追いつめてどうする。

で、再販制度に反対するという話で、これは面白いなと思った意見。
再販制度というのは、価格を拘束させてしまうわけだが、その価格の硬直が、個々の作品の評価を妨げてしまうということがある。つまり自由競争下では売れなければ安くなっていって、そして結局無くなるし、いい曲で有れば高い額でも売れる。そういう状況から、より売れる曲を、より良い曲を作らなければいけない、さらにいい曲で有ればそれだけ売れるわけだからバックも大きいというインセンティブも生じる。そういう部分を価格拘束が阻害すると言うことだ。

これは文化の発展を目的とする著作権法に明らかに反するだろう。(スピーカーの人はそういう観点から話していたわけではないが)
ちょっと面白かったのでメモ。

2003.12.18

住基ネット

住基ネット――食い違う意見の中で見えてきた2つの隔たり
セキュリティホールmemo:住基ネット

とりあえずメモだけ。
地方の既存住基サーバをクラックして偽の戸籍データを入れ、でもってそれを転出させるとかして他の市町村に移すなんてことについてはOKってことなんだろう。ファイアーウォールでも正規のデータだったら検出しないだろうし。本体に全てのデータを納めた大きなバックアップサーバが存在して常に要求に対してチェックをしているのであれば検出できそうだけど、どうなんだろ。
架空クレジットカードとか架空身分証とか作りたい放題?

2003.12.17

ファイルローグに賠償命令

6,689万円という判決になったのだとか。
意外と少なかったと言うべきか。もっと巨額になる可能性もあったので。

音楽配信の値段を基準に算定されても・・・ファイルローグで手に入れなければ結局手に入れなかっただろうという人数も多いはずなんだけどな。現状ではこういう算定基準にならざるを得ないのか・・・。

しかし1ファイル2000円/月の侵害額というRIAJの主張も凄いな。1000ファイルの共有で200万/月か。報告書案にでていた1ファイル10万円(こっちは期間無し)とどっちがいいのだか。

もちろん、侵害をするユーザーが一番問題というのは確かなんだが・・・。

情報元:某ML

リベリオン

を見てみた。ガン=カタ目当てだったんだが、意外と面白かったかも。
ベースは1984年だと言い切れるくらいに随所に現れていたように思う。違う点として薬で直接制御してしまうというのがあるが、それもいい。
1984年的なニュースピークの技法あたりも入っていると私的には好きだったのだが・・・と思ったが映画でやったら字幕が必要になって駄目か。
色々書きたいと思うんだが、なんか面倒なのでパス。
とりあえずガン=カタ最高!

授業期間終了

昨日で授業期間は終了だったらしい。ということで今日の授業はない。
朝早く起きなくてもいい(喜)
とはいえ、午後には予定があるからそろそろ寝ないと・・・。

まあ授業期間が終わったとはいえ、来週月曜まではゼミはあるんだが。さぼったら怒られるだろうな・・・先生ではなくて某氏に。そうか打ち上げ出るって約束したからゼミも出るのは必須か(苦笑)
あと、今年は28日にゼミの特別講義としてコミケへ行こうツアーもあったっけ。あれ、結局やるのかな・・・?やるんだったらカタログ買いに行かないと。まだ売ってるのかな。

JASRACが関わると司法が歪む?

愚者の戯れ言さんと、White's Free Talkさんから反応があったので。
先に書いた、JASRACが絡むと司法が歪むという話については、前回の話の中ではファイルローグ訴訟(東京地判平成15年1月29日)のことを指している。
事件概要については有名な話なので省くとして、ここで問題にしていたのは、クラブキャッツアイ事件で示された要件を無理矢理当てはめてファイルローグを罪に問うたという点について。これはある場所で著作権侵害が行われている場合、場所の管理者が直接著作権の侵害をしていない場合でも、管理性の要件と営利性の要件を満たしていれば、場所の管理者に著作権侵害を問うことができるという話なのだが、ここで特に営利性の要件の認定が凄かった。


被告エム・エム・オーは,営利行為をすることを目的として設立されたものであって,本件サービス以外の活動はしていない(弁論の全趣旨)。したがって,被告らの主張するように,本件サービスにより利益を得る目的を有していないということは考え難い。なお,被告Aは,本件サービスの提供によって培ったP2P技術を活かして,企業向けサービスを開発し,販売していくという構想を有していた旨供述する(乙8)が,このような形の収益の可能性は不明であり,このように収益の目処を具体的に立てずに起業することは考えられないこと,被告Aは,雑誌のインタビューにおいて,本件サービスを将来有料化することを考えている旨発言していること(甲9)から,同供述は措信できない。

将来の営利可能性をもって営利性を認定したわけだ。そもそも管理性の要件もどうかと思ったが。
実際のところ、罪に問えなかったのかと言えば、差し止めはできたのではないかと思う。管理性の要件その他の面を強く認定していけば。プロバイダ責任制限法の部分はちょっとどうかなという部分があったか。
ただどうやっても罪に問いたかったのか無理矢理にでもあてはめようとした面が見受けられる・・・。
ていうかこのあたりは、小倉さんのこの文章でも読んでみるのが一番いいかも。

ちなみに、私は大学の時は民法ゼミに所属しながら、著作権法を趣味で勉強し卒論も著作権法(中古ゲーム訴訟で一本とファイル交換サービスで一本。4年生2回やったため)でした。
ただ、今は院生になったとはいえ、法学部にすらいません(苦笑) 現在は習慣でニュースを追っかけている程度。
・・・本当はとっとと研究に戻らなきゃならんのです(汗) 絶望的なまでに進んでないから。。。
もちろん意見を送るくらいはする予定ですが。
なにが言いたいかというと、私の意見には結構適当な部分もあるだろうってことです。特にblogは資料とかほとんど確かめずに書いてるので・・・(苦笑)

2003.12.16

JASRAC音楽使用料規程の改正を求める署名簿

Jazz喫茶等に過大な料金を求めているということから、JASRACの音楽使用料の改定を願うという署名活動だそうです。
さっき書いたことについて、すでに署名活動が行われていたみたいなので紹介。

ついでだから損害額についての公正な判断も求めてみたいかもしれない。

Cocolog

のコミュニティはすごいという話を最近見かける。
で、思ったのが、私は全然cocolog関係の人にリンクはってないってことだ。荒川氏のところにも本家の方(?)しかはってなかった(苦笑)
もちろん、来ている人をみると、cocologのトップページから来ている人がかなりいるんだが。(最新の更新リストからか?)

せっかくcocologにいるのだからもっとトラックバックを活用したり、トラックバック野郎とやらに参加したりとした方がいいのだろうか、と思ったのだが、そもそもこれ以上読むblog増やしたくないしな・・・。
私のはただでさえ読みにくいblogだし、わざわざコミュニティを維持するのも面倒そうだし、まあ、今まで通りやっていけばいいかという結論になってしまう。

いいblogがあったらそれは少し目を通したいかもしれないが・・・。

レコード輸入権 1

文化審議会著作権分科会が報告書(案)に対する意見を募集しているとのことで、色々と議論が起こっている。
焦点となっているのは、書籍に対する貸与権の付与についての問題と、輸入権の創設についての問題のようだ。特に輸入権に関する意見が多く見られている。ネットでは反対の論調、リアルメディアでは賛成の論調が多い(・・・とまではいえないか?)かな。

私はARTSの掲示板に出入りしている(最近は閲覧のみ)のだが、そこに笹山氏の論考が出ていた。「ファースト・セール・ドクトリンの明確な位置づけなくして、レコード輸入権の創設なし」というものだ。
ファーストセールドクトリンに視点を当てた独特なものなのだが、ちょっときになった点がある。それはアメリカの輸入権がファーストセールドクトリンに劣後すると言い切っていいのだろうかという点だ。
アメリカのQuality King v. L'anza訴訟(以降QL訴訟)でファーストセールドクトリンが認められたというのは輸入とはまた別の視点なのだが。
確かにQL訴訟では602(a)条がファーストセールドクトリンによって消尽しているが、これはこの事件の品物がアメリカで作られた後海外に輸出され、そしてそのままアメリカ国内に戻ってきたという品物であるためだ。つまり生産地がアメリカであるために、109(a)条にひっかかるとされたことになる。
そしてこの109(a)条は、アメリカ国内で適法に複製されたものについてのみ適用されると判断されている。(国内消尽有り&国際消尽無し)
ということは、現在争点となっている輸入権の対象である、海外で適法に複製されたCDについては、109(a)条は及ばない。こういう形の並行輸入は輸入権に引っかかるため違法になる。(上記QL訴訟ページ最下部に表有り)

多分このような状況から、文化庁の報告書ではアメリカにも輸入権に似た制度があるとされているのだと思うのだが・・・?

ついでに日本の事情も書いておこう。
日本の譲渡権については国際消尽すると明記されているため現在のところ輸入権の適用はない。
ただし映画の著作物にのみ適用される頒布権については少々複雑な事情が存在する。まず先行する判例として101匹ワンチャン事件(東京地裁平成6年7月1日)があり、これは、映画の頒布権については国際消尽しないと判断されたものと解されている。これゆえに、映画の著作物に限っては輸入権があると同様の状況にあると解されていたが、これは現在微妙だ。
というのも中古ゲーム裁判では映画の著作物の内、大量頒布する著作物について、頒布権の譲渡についての部分は第一譲渡で消尽するとされた。101匹ワンチャン事件では頒布権は国内消尽されないのだから国際消尽もされないだろうという感じで判決が出ているので、第一譲渡で譲渡の部分が消尽するとすれば、国際消尽も危ういかもしれないからだ。譲渡権については国際消尽が認められているだけに、余計にあり得る。
そういえばこの点についての論考はまだ見た覚えがない。既に出ていたら情報求む。
(私の解釈ミスの可能性有り。&こんな複雑な状況にするくらいなら、私の意見(映画の著作物を、一つの複製物をもって多数の人間に視聴させることを目的としたもののみとする)の方が使えるはずだと言ってみたりする。でもこの意見もどこかにあるかもな。)

まあともかく。とりあえず現在の日本のCDには輸入権はない。(CDは譲渡権の対象なので)
ただし、113条1項1号で、国内で為されたならば不法になるような形で、海外で作られた著作物を輸入する行為については、違法とされている。つまりは、海賊版の輸入禁止だ。これについて、海外販売禁止を明記した海外産CDであればこの条項で防げるのではないかという論点もあったと思う。説が分かれていたかな?ここはあまりおさえてない。

日本の輸入権論議で一番注目しなければいけないのは、再販制度との関係だろう。これについてはどの人も注目しているようだから今更私が言うまでもないことかもしれない。

とりあえず、輸入権と再販制度の話をわけるのは止めて欲しいところだ。著作権分科会でもセットにして話をするべきだろう。でなければ、再販制度について考慮する、という意見つきで輸入権(別に契約違反CD輸入禁止条項だろうと内容は変わらない)を認め、その後に考慮してみたけどやっぱり再販制は必要だよね、と言って再販制度もそのまま認められるというようになりかねない。


輸入権について多くを書くのは明後日以降に回す予定。というのも、輸入権に関する勉強会に参加させていただけることになったためだ。そっちで色々と話を聞かせていただいた上で、少し書くかもしれない。時間がなければ無理だが。(まあ私が2を書くのを求めている人もいないだろうし)

正しいJASRAC擁護 → 著作権について

著作権の保護と関連したJASRAC批判文。論理的に書かれている分、面白い。
現行法においては著作権を守らなければならないのは当然だし、その上で、JASRACの運営体制を批判するというのは正しい方法だと思う。ただし、JASRACが絡むと裁判はなぜかJASRAC有利な判決に歪む可能性が高いという現状があるため、訴訟よりも法改正の方向で対策を進めなければならないだろう。
この辺については前に小倉さんがうちの掲示板(過去ログ:2002/04/18)で述べていた。


このファイルローグの件は、現行法の解釈論のレベルでは、差止め請求が認められてはいけないのだと、代理人の立場を離れてもそう思います。それはともかくとして、日本の裁判所は、JASRACが絡むとどうしてこうも論理がゆがむ(カラオケスナック、カラオケボックス、カラオケリースとも論理が極めていびつです。JASRACが絡まなかったスターデジオ事件において論理がゆがまなかったのと比べると好対照です。)のかというのは、誰か社会学的に研究してくれないかなと研究者の奮起を期待しています(どうですか?>綺羅さん)。

さすがに私にはこれを社会学的に研究するのは無理っぽいが(苦笑) 確かに権利団体と法との間で歪んでくる論理というのを研究してみるのは社会学的にも面白いとは思うんだが・・・相互作用論的な形になるのだろうか。これにDRM技術を含めれば、立派にSTS相互作用論の範囲かもしれない。(追記:STS相互作用論はさすがに使えるはずないか。自分でも何かいているんだか・・・)
そこにおいて権利団体の力というものを浮き彫りにできるかどうか、ということになるか・・・?結局アーキテクチャ支配側に偏っていく可能性も否定出来ないか。ふむ。こういう観点だと私の研究分野とも重なるな・・・。

ただ、私はあまり利用権問題にタッチするつもりはないので、その辺は火塚さんにお任せするとして(あとでメッセにでも送っておこう。最近あがってるの見ないが)、私はむしろ著作物の発展可能性の方に関心がある。
今ある著作物を利用してどんなものが作れるか、そしてそれを作る環境をどうやって与えていくかという点だ。だからCCをフォローしてきたし、CeMにも関わってる・・・。

%表題%の件に戻ると、私も著作権について許諾を得たりという行為は、現行法がある以上当然だと思う。そして著作権なんて知らないなんていうことを、著作権に十分に関わっている人間が言うこと自体に問題があるというのも思うかな。
先にも書いたが、インターネット時代に入ってしまった以上、今まではほとんど何の関係もなかった人間もサイトを持つのならそのくらいの意識は持たなくてはならなくなったと思うのだ。知らなかったと言ったところで、厳としてそこに法律はある。
慣習的に認められているという話をするのはわかるが、別に慣習と言うほど長い間やっていたわけでも、認められていたというわけでもないんじゃないか。それが文化に貢献してきたという面についてはわかるけれど、金を払わなくていいということにはつながらないと思う。法で許されている範囲ではないしな・・・。主張するので有れば、どれだけ貢献しているのかと言うことについてきちんと証拠立てて言うとか、そういう署名を大量に集めてみるとかその程度は必要だろう。(→ 署名活動はされているようだ
さすがに民謡教室を摘発するのはどうかと思うが。あれは勝手に著作権で囲っていいものではないと思うから。
それに対してライブハウス等で使われている楽曲は著作権管理体制ができたあとに作られた楽曲ばかりで、とりあえず「誰のもの」というのがわかっている曲ばかりだからな・・・。(音楽は先行著作物が発展してできているものだからそもそもオリジナルと言うことを問うこと自体がナンセンスだという話もあるがそこは置いておく)

別に私は現行著作権法絶対主義者じゃないし、むしろ現行著作権法は強力すぎるという立場をとっている。
主張としては、デッドコピーのみを保護するようにしてはどうかということかな。この際、上演等は営利目的であったら保護の対象になる。そのくらいはしないと著作者の生活が立ちゆかないだろうから。
ついでにいえば、権利も長すぎる。もっと短くしていいと思う。孫の代までというが(死後50年間にした時の論理)、なんで孫の代まで守らなければならないのか。

研究会でも結構話題になったのだが、一番の問題は、著作権が財産的な権利であるのか、それとも人格的な芸術的な権利であるのかということだろう。
財産的な権利であるのならば、その旨しっかり定めて使用料等を公正な形で決めておけばいい。もちろん、強制的な使用も可能にする(合理的な額の補償金は必要)。つまり、特許のような形にすればいいわけだ。あれはかなり合理的で使えると思う。(ソフトウェア・ビジネスモデルについてはもっと短い期間でいいと思うが)
人格的な権利であるというのならば、その点を重視して財産的な側面をはずしていいと思う。というか、財産的な面については著作者の生活が保護出来る範囲でとどめる形になるだろうか。あとは勝手に改変したりさせず、名誉毀損的な使用法をさせないなどの方策をとればいい。
現在の法が歪みやすいのは、時には財産権であると主張して侵害額がどうとかという話をし、時には著作権は人権だから永続的なものだという話をするという、都合のいい使い分けによるものだ。
そこをまず明らかにせねばなるまい。

そういう面で、私の主張は結構矛盾しているかもしれない(笑)どっちかといえば人格権的な形かな。
派生については名誉毀損的にはさせないという形にすれば・・・一応いいか?どうだろう。

まあ、色々考えてはいるが、結局こう思考としてはぐるぐる回ってる。
思うのは、意見を主張するのならばある程度論理的にする必要があるのではないかということ。そうでなければ受け入れて貰えないだろうと思うから。(そうであっても難しいかもしれないが)
もう一つは、感情的な意見でもいいから、そのときはとにかく人数を集めて圧力団体を形成することだろうか。ライブハウスからの徴収なんてもってのほか、そこは著作権法の範囲からはずすべきだという主張をしたいばあい、論理的なものが無くても数十~数百万の人間を集めれば、論理なんてねじまげられなくもないだろう。
一番いいのは、論理的なものを背後に持った上で、人数を集めて主張することだ。先頭に立った人間は撃たれて死ぬかもしれないけれど、法が変わって、国民の大多数が恩恵を得られる可能性がある。・・・その程度で著作者が食えなくなるとも思えないから、文化的な発展がなくなるということもなかろうと思うし。
撃たれて死ぬと書いたのは、まあ、こういう大規模な運動では首謀者が暗殺なんて言うのは結構ある話だからというだけだが。別に何の根拠もない。誰も死なない可能性の方が本当は高いはずなのだが。

とつらつらと考えたことを綴ってみる。事実誤認があったら指摘して欲しいかな。何も見ずに書いてるから、結構そういう点あるかもしれないし。

情報元:[Silphium]diary

検索君

アクセスログを見て知ったのだが、googleでcocologで検索をかけると、私のところがかなり上(6個目くらい)に引っかかるようだ。題名にcocologって書いているせいだろうか?
ていうかniftyのサイトがかなり下にあるあたりが笑える。なんでこういうことになっているんだろう・・・?
blogの場合、普通のサイトよりも検索で上に来ることが多いからそのせいなのか?
はてなの時もキーワードによっては結構上の方に引っかかってたな、確か。

2003.12.15

イスラム文明論

面白いのでメモ
中世イスラム経済についての知識が資本主義の暴走を止めるために有効なのではということからまとめられている。
イスラム教とキリスト教について数学という面からアプローチしている辺りも面白い。
どうせだからこれに多神教の世界観も一緒に加えてくれると面白かったのだが。

ネタ元:圏外からのひとこと

2003.12.14

フセイン大統領捕まる

ということだそうだ。
これでイラクの局面も次の段階にはいるか。
といってもこういうの詳しくないから、誰かの解説待ちだが。
それと、本物だろうか。血液鑑定とかしたと言ってはいるが。

一つ気になる点としては、彼はどのような扱いになるのかということがある。彼は誰に裁かれるんだろうな。アメリカが裁くとか言い出したら、それは何か違う気がするよ・・・。
新しく作られるイラクの政府か?

アスキーアートコンテスト

なるものが宣戦布告.NETで行われるらしい
面白い試みだと思うんだが、気になる点が一つ。


○著作権について
 応募作品の著作権は、いかなる場合も本サイトに帰属します。テレビ、出版物など他メディアに掲載される場合にも、事前の了承は取りません。

こういう風にするのならば、ちゃんと応募者に対する注意も書いた方がいいと思う。

応募の際は、必ず自ら考案したAAのみを応募することとし、他の作者の制作したAAを流用することは避けてください。

とか。
このままだと、ギコ猫とかモナーとかをふんだんに使用したAAがたくさんくるんじゃないかな。そういう場合、それって二次的著作物ととられかねないし。
そういう代物を勝手に自分の著作物と宣言してもまずいだろう。
AAみたいに著作権の所在が曖昧すぎるものについて、「著作権は本サイトに帰属します」って言い切るのはどうかと思うんだがな・・・。

2ちゃんねるのAAって著作権の所在はどうなっているんだったっけ(ギコ猫はあめぞうだっけ?)。あれって著作権フリー?そうだとしたら問題ないわけだけど、確か、他者が独占しようとすることについては問題有りという話になっていたように思うんだが・・・。タカラ事件の時もそうだったし。

今回のコンテストででてくるのが情景を描いたオリジナルと言い切れるようなAAで(たとえモナーとかを使用していたとしても)、そのデッドコピーにのみ権利を主張するとかその程度ならば、そこまで問題は生じないのかもしれないが・・・。杞憂か?

そうか。石原知事だったら別に使ってもかまわないよーとなる可能性もあるのか。

萌える2ちゃん英単語(仮)

というサイトができてた
これ、結構面白い。こういう例文ばかりだと楽しめるんだが・・・。
こういう例文が主だというのだから、やはり萌えたんは買う必要がありそうだ(笑)

ふと思い出して、モナーと学ぼう民法入門はどうなったのかみてみたが、3月から更新していない模様。
期待していたんだが・・・。

2003.12.13

大学に封印される教授達

スラッシュドットをみていて、コメントで吹き出して笑いが止まらなかった
そうか。封印されていたのか!って感じで。
さらにいうなら、私らは入院中か、と(笑)
・・・否定出来ないあたりがどうしようもない。確かに一般生活からは離れたところに隔離されている/自ら隔離している感じだからな・・・。

Communitas ex Machina

複製を一切禁止し、二次的著作のみOKとするライセンス
これからこのような俺ライセンスが結構増えてくるようになると面白いのだが。最終的にCCPLに全てが吸収されていく可能性がないとは言えないが。
サンプリングライセンスなんかは結構似通っているみたいだし。ざっと読んだところ、サンプリングライセンスはどう見ても音楽専用ライセンスだが。(グレン氏はこれは音楽対象としているけれど今後それ以外のコンテンツでも使用出来る形にしていくと言っていた)
CeMがCCPLの一部になる可能性は否定出来ない。実際、これの英訳を送って欲しいという話があったようだから。

CCPLは次々とライセンスを増やしていくみたいなことを言っていたけれど、そんなことをやって結局わけわかんなくなるってことはないんだろうか。その辺がちょっと気になっている。今のCCPLの評価が高いのはたった3つの選択肢から選ぶだけで自分の望むライセンスができるという点にもあると思う。これの選択肢が増えたり、導入の際の選択肢が増えるというのは、消費者にとっては迷いを生むことになるかもしれない。

もちろん、消費者は自分のコンテンツについてそれくらいの意識は持たなければならないのだとは思う。創作という行為をネットで行う以上、著作権と言うことに意識は向けなければならないから。
これがネット以前だったら特に問題はない。多くの人に著作を見せることは限られた人間にしかできず、その人たちにとっては出版等を通すために著作権の意識は当然のものだったから。そして、それ以外の一般の人にとっては自分の作品はせいぜい自分の周り数人から十数人に見せることができる程度で、その程度なら著作権意識なんてものは必要なかった。
ネットの導入は、あらゆる人が出版社になれるようにしてしまった。それは創作行為について著作権についての意識を持つ義務をもあらゆる人に負わせることになっている。ネットは現実社会の延長線上であって延長線上じゃない。特に創作行為については雲泥の差があるといっていいだろう。誰にでも自分の創作物を見せることが可能になってしまったのだから。ということは、著作権を侵害して作品を制作すると、その被害はとても広範に及ぶことになってしまう。

・・・実際のところ、プロでもない個人に作品をちょっと真似られたとか、同じような表現を使われたとか、楽譜の一部が使われていたというくらいでそれがどれだけの被害に値するかというと謎だ。作品のイメージが傷つくなんてきくけれど、そんなことが普通にあるものだろうか。まあさすがに子供向けアニメをポルノにするのはどうかと思うが、ちょっと表現を借りた程度、それも商用じゃないものに目くじらを立てる必要性があるとも思えない。
俺が長い時間をかけて考えた表現が使われた!そんなこと許せるか!という話もあるだろう。けれど、それだってどうだろう。お前だって今まであった表現の中からいろんなものを使っているだろう、という話になるんじゃないか。そしてそういう論争をしていくと、結局、誰もなにもかけないことにならないか。

著作権法という法律は、複製が営利につながる時代に作られた法律だ。派生にしても営利目的で行われていたから禁止されていたのだろう。非営利といったところで、大々的に広めるためには(侵害と言われるようになるには)、何らかの出版社なりを通す必要があった。自費出版で営利を目的とせずに大々的な侵害を行った例なんて聞いたこともない。
なんていうか・・・侵害者は企業であった時代ではなかっただろうか。少なくとも侵害に企業が関わっていた時代ではなかっただろうか。
それを個人に対して適用することに何の意味があるのだろう。本当に何かが侵害されているのか、それは誰かが確認したことなのか?

もう一つ、著作権は無法式に発生するが、これにもかつては限定がついていたように思う。
結局のところ世に知られるためには出版社等を通すことが必要だったということだ。自分の日記帳に書いた著作物は、公開されていないし世に知られていないわけだから、他人が同じようなものをあとから作って出版したとしても、それには文句の言いようがない。言ったところで、知らなかったんだからOKと裁判所に言われるだけだ。
とすれば、出版等が登録のような意味を持っていたといえる。まあ、知っている個人間での場合は出版も要しなかったわけだが。
この点、ネットの導入はどうしようもないほどに状況を変えた。誰もが誰もが知ることができるような形で著作物をつくれるのだから。誰の著作物が何時発生したかなんて誰もわかりはしない。昔と違って、一秒に数千の著作物が誕生しているのだから。
ある著作物が人に知られているといっても、それはどのような状況で有ればいいのか。私なんかは基本的に邦楽の音楽番組も見なければラジオも聞かない。新曲を聴くきっかけなぞテレビのCM(でもテレビもほとんど見ない)と本屋によったときくらいだ。
そんな私がはやりの新曲に似た曲を作ったとする。やっぱり罪になるのか?
また、私はネットでは色々なサイトを見たりしている。そこでみつけた表現を面白いと思って自分の記事かなんかで使用したとしよう。それはどうなるのだ?そこに言ったことを否定し続ければ、裁判所としては私の独立した著作物として認めそうな気がする。先の音楽の例の場合は、私が全く知らなかったとしても、侵害と判断される可能性が高いと思うが。
でも本当はどっちも同じようなものだ。どちらも世界中から見ることができるものとしてでている。むしろネットの著作物の方がアクセシビリティは高い。
(なんかこのへんおかしいな。まあ、いいか)

デッドコピーについては、まあ、わからなくもないのだ。それは確かに収益等に被害をもたらす可能性がある。それによって知られることができるという利益があるという話もあるが、まあ、既に知られた人にとっては被害以外なのにものでもなかろう。それで収益を上げて生活をするつもりだったのならなおさらだ。
けれど、派生についてはかなり考え直す必要があると思う。アイディアも表現も保護せず、デッドコピーとデッドコピーとほぼ変わらないものだけを禁止すればいいのではないだろうか。派生については、現在のエロゲー/同人誌業界のように、オリジナルの画像等は使用せず、自分で絵などを描く形での派生は侵害に当たらないとしてもいいと思う。
音楽のサンプリングとかの方法の場合は微妙かもしれないし、写真の場合のパロディなんかも問題にはなるだろう。その辺については私の考えはまだはっきりしていない。それくらいいいじゃないか、と思わなくもないが、写真の場合はそれ単体で著作物なんだろうから・・・。

と色々と著作権法についての不満を書いてみたが、結局のところ、現行法では個人をも取り締まることになっている以上、個人も著作権意識を持つのは必須だ。ネットで創作行為を行う-サイトを持つ-ということはその知識を持つことが義務になっていると言ってもいいだろう。
ということは、CCPLの選択肢が少々複雑だろうが、ライセンス文が少々ややこしかろうが、それくらいは選択出来る/読めるのが当然でなければならない、と言う話になるのかもしれないが・・・残念ながらその程度にまでは至っていないと言うのが実情だ。ライセンス選択は簡単でなければ採用する人は減らざるを得ないだろう。
著作権法の知識を持っていたら自分で自分の著作権規定を書く人間の方が多くなりがちかもしれないが。

俺ライセンスに比べてCCPLやCeM(まだできあがっていないが)が評価出来るのは、ライセンスをRDFで検索可能にしている点だ。このようになっていると、検索で自分の欲しい著作物が見ることができる。改変可能なものを、とか。
CeMの草案(?)にも書いてあるが、これから発生するライセンスにはRDF等のコードで処理されている方が使用する側としてはありがたいことになる。
ただし、この場合、メタデータと実際の意味との間にずれが発生していることも忘れてはならない。たとえばCCPLでいう、アメリカでの改変の実際の意味と、日本での改変の実際の意味の差だ。メタデータでは同じpermits rdf:resource="http://web.resource.org/cc/DerivativeWorks"であっても、実際には人格権の差が生じている。
俺ライセンスが増えれば増えるほど、この差は拡大していく可能性がある。

同じ改変可能でも許されているかどうかのその微妙な辺りを常に気をつける必要があるだろう。

メタデータは決して一義的ではないのだということか。当たり前なのだろうが。
ああ、そうか。私の解釈がおかしいのかもしれない。メタデータでの「改変可能」というのはあくまでも「改変可能性」を意味するのであって、詳しくはそれぞれ違いがあるから気をつけろということを言っているのだろうか。そうならば別に問題ないかもしれない。
わざわざチェックするのかよ、と使用者が面倒くさがるだけで。


なんかいつものことながら、表題から始まったことが全く別のことにつながって終わってるな。ま、いいか。
こう、夜中に書くといつも長文になる気がする。朝になるまでに忘れないようにメモるという意識が強いからかもしれんが・・・。

2003.12.12

風邪ひきさん

続行中。
ということで、今日はがおの上映会無理だな・・・。
やりたい人がいたらビデオは研究室にあるので見ててください。
私は明日にでも見るよ・・・。

2003.12.11

風邪・・・

引いた模様。今までTAやっていたけれど、限界っぽい。
今日はこれから忘年会に出かける予定だったんだが、無理・・・。
高校のOB会なので、特に誰とも約束してなかったが、出席連絡入れておいたのはまずかったかもな・・・。まあ不可抗力だと主張しておこう。

2003.12.10

公民権運動と名前の使用

ロイターのニュースより
公民権運動で有名な人の名前を、自分の作品に勝手に使用していいかという裁判があってたらしい。私はこの人の名前を知らなかったが、モントゴメリーのバスボイコットといえばアメリカの公民権運動という歴史的な事件の一つ。
そういう人の名前だとしたら、勝手に使っていいとはあまり思えないかもしれない。
まあ、使われた歌がどのような歌であったのかというのにもよると思うが。
歌詞はこれか?・・・こういうのはさっぱりわからんので訳せないんだが(汗)

今までは自由言論の範囲に入っていたらしいが、最高裁は使うなということを認めたらしい。
まあ、私としても一応相手は生きてるわけだし、許可くらいとった方がいいと思うが。
芸術的に使用する意味がないといけないか・・・。

It said the defendants needed to show some artistic reason for calling the song "Rosa Parks."

ちなみに、興味を持ったのはゼミの先輩が公民権運動の研究してるから。モントゴメリーのバスボイコットという表現を見て、なんか面白そうだと思っただけ。・・・うまく訳せないので余計に気になっているんだが。さすがに先輩が調べてくれたり・・・はしないか。ただでさえ修論で切羽詰まってるだろうし。今度のゼミでネタにでもしようかな。(そして議論はオフトピックへw)

ネタ元:バーチャルネット解説委員 鈴凛0x16歳
# 他人向けのネタを勝手に拾って来ちゃまずかったかな?(苦笑)

BIOMETRICS

ちょっと前にイギリスのIDカードについての記事がCNETででていたが、それに関連してバイオメトリクスについての総合的な記事がEconomistからでている。
この記事を見てびっくりしたのは、アメリカでは2004年10月26日以降、ビザかバイオメトリクス認証つきのパスポートがなければ入国出来なくなるという点だ。ということは、否応なく他の国のパスポートもそちらの方向に流れて行くだろう。日本でも検討が始まっているようだが、現在のところ来年10月26日までには間に合わないだろうとのことだ
バイオメトリクスにはいくつか種類があるが、今のところ指紋では5%程度、虹彩では6%程度の誤認識が発生するらしい。犯罪者を見逃すだけではなく、関係ない人を犯罪者であると判別すると言うことでもあるので、その場合の対処は問題になるだろう。問題点として、見逃さないようにすればするほど、関係ない人を犯罪者と検出する可能性もあがるなどという点も指摘されている。

結局プライバシーということをどのように考えるかと言うことなのだろう。
先生は、かつては田舎等のようにプライバシーなんていうのは無いも同然だった(村中がみんな知り合いだったりしたらほとんどプライバシーは存在しない)のだから、それに戻るだけではないかという話をしていたが、どうだろう。
私としては、当時であっても、自らの頭の中(思考)と、自分の部屋というのはプライバシーが保たれていたのではないかと思う。例え聞き耳を立てられていたとしても(笑)
現在の場合は、多分違う。買ったことのある本や、訪れたことのあるWebサイト、時間をかけて見ているもの、そういうものを総合的に判断して、頭の中までをもある程度推察することが可能だろう。部屋の中にある物品は外からRFIDタグをスキャンすればいい。どこにプライバシーがある?
そこまでするかというとどうかとは思うが。マイノリティ・リポートはこういう形の社会をかなり予見していたようにも思う。

プライバシーは安全性とバーターできる程度のものかというのが問題なのだろう。東氏が情報自由論で言っていたように。(多分)
残念ながらリアルではバーターできないのかもしれない。ただ、ネットでは自ずと性格が異なってくると思う。これは物理的な損害を与えることができるかどうかという違いからだ。
ネットで発生する犯罪といえば、著作権の侵害や名誉毀損、不正アクセス等になるだろうが、これらを防ぐために常にそのひとが誰かを特定出来るようにしておく必要もないだろう。というか実名と結びつけておく必要が無いというか。問題が起こった時に、警察等を通じて実名と結びつけることができれば充分のはずだ。仮名制の議論だな。

仮名制と匿名制についてはもう少し考えた方がいいかもしれない。そしてプライバシー等の関係も。

追記:Esakaさんのblogにバイオメトリクス関連リンク

2003.12.09

キリストの生涯→ポルノ

こういうこともあるんだな。
ちょっと面白いかもしれん。特にもしかしたらキリストの生涯についてのビデオをもらったのかもしれないと言う、ポルノを頼んだ人間はどう思っているだろう・・・。
こういうので子供が見ていて、影響受けたとかいう話になっていたら・・・こまっただろうな。

全然関係ないが、がおれんじゃー上映会終了。次回は金曜の予定。

ローレンス・レッシグ教授との対話ミーティング

ウェブログ@ことのは12月2日のイベントのログが公開されている。
こういうログが出てくるのは素直に嬉しいかな。一応私は会場にいたので話は聞いていたが。著作権がどうのという話はおいておいて・・・。
八田さんのいうインセンティブの話は前にも茶会で聞かせていただいたが、レッシグ教授の返答は返答になっているようでなっていないかもしれない。
でも、レッシグ教授の提示しようとしているのはそもそもインセンティブモデルではないのだとすれば、それはそれでわかる気がする。

萌えクリ

FlowerLoungeさんのところを見ると、着々と進行中の模様。
私も何か書くことあるかな?
CCはなんかわかりにくいから著作権と会わせて総合本が欲しいという話をこのあいだ知り合いから言われたけど、需要はあるってことなんだろうな。
他のライセンスとの違いとか、それによってどういう効果があるのかとか、そういうノウハウ本の方が受けるのかその辺が微妙だ。
FlowerLoungeさんはライトノベルっぽい感じで進めるらしいが・・・ノウハウ系の簡単な解説記事も作っておくかな?
・・・それ以前にやらなきゃいけないものがあるわけだが。
・・・なんか最近愚痴ばかり書いている気がするよ。書いている暇があったらさっさとやれと言うことか。

2003.12.08

Windows95/98の怪

先ほど突然友人から電話がかかってきた。PCについてわからないので、というのだ。
「なんかわかんないんだけど、PCを起動していると突然フロッピーが読まれるようになった。びっくりするし怖いんだけど、何が原因かわかる?」
突然言われてもわかるわけがない(苦笑)しかも彼女の環境はWin95。私のXPとは大違いだ。
でもとりあえずGoogle。
Windows95/98の怪現象
なるほど。と思って、そのまま伝えてみる。

なんか昔より本当に簡単になった。Webの恩恵というのを結構受けているかもしれない。検索をきちんとやればだれかが書いていてくれたりするんだから。
セマンティックウェブというのは、これがもっと極端になった感じなのだろうか。まだイメージし切れていないのだが。

やばすぎ。。。

放置しすぎ。
明日から突貫で仕事だ。じゃないとまずすぎる。
・・・できないなんていいたくない。それだけ。
ああ、飲み会をやる日がまた遠のいていきそうだ。。。
明日の上映会、できるかな。。。

なんか本気で修論の内容を変えた方がいい気がしてきた。明らかに片手間にやる仕事じゃなくなってる気がする。
でも、多分これじゃ修論として教授に認めて貰えないだろうな。仕事に関係してなんらかの調査を行うことが必要か・・・。

コード

コードという言葉にはいろんな意味があって、色々な人が色々な意味で使っている。

・・・もうやだ。

一応

目前のタスク処理は終わった・・・かな。
とりあえず気を抜きたいところだけど、明日はゼミだし。
なんか癒しが欲しい。

ということで、火曜からガオレンジャー上映会でもはじめてくれよう。週2回(火曜と金曜)、夜10時から1時間(2話)、その間だけはガオレンジャーで癒されるという会を。
10時までは必死に勉強して、そしてそのご褒美としてガオレンジャーを見るのだ。
きっと生産性があがるに違いない。
前回見たの何回までだっただろうか。急いで会員証作ったりもしないとな。100円でアニメ系が1週間借りれるという素晴らしいお店を見つけたことだし、是非ともやらねば。

全てはガオレンジャーのために。(壊)

2003.12.07

ゴスペル

韓国の有名な歌手が来るというゴスペルのイベントに行って来た。(無料だったからだが)
さすがに有名な、というだけあって、確かに歌唱力は素晴らしい。前半のコンサートはかなり楽しめた。
が、そのあとがいただけない。
教会で行われていたのであるだろうなぁとは思っていたが、牧師の話が・・・。めちゃくちゃ言っているし。


迷信や他の宗教によって汚れたこの地を、主の血でもって浄化してください。
Amen (不正確かも。大意はこんな感じ)

おいおい。いつの時代だよ。って感じだったね。
今でもキリスト教ってそんな教えやってるの?ヘルシング?とか思って、寄付とかしてこなかったよ。
韓国の方だったので単に日本語に不自由だっただけだと思いたいが・・・。

クローン携帯

http://news.tbs.co.jp/20031202/headline/tbs_headline863965.html
実際にあるんだろうか。クローン携帯。
私の場合はもし存在していたらすぐわかるだろうな。なにせ基本的に携帯はメール転送にしか使ってないから料金安いし。下手に高いとすぐに疑問を抱ける。
明らかにおかしい場合は文句を言えば解決出来ると言うことだろうか?そう考えてクレーム出す人いないのかな。
もし、クレームと真実おかしい状態になっている人が、携帯電話会社側に判別可能だとしたら、それは機械側で確認出来るということだろうから、それはそれでなおせばいいだけのはず・・・。

2003.12.06

疲れ気味

どうもまともに考えがまとまらない日が続く。
とにかく知識をたたき込んでおく時期なんだろうか。
しかも、眠いから寝ようと思ってもなかなか眠れず、だからテキスト書き出すと今度は本当に眠れなくなる。そして起きていなければならない時に寝てしまう。。。
はあ。。。

レッシグ教授関係

結構色々ととりあげられているようだ。私が書いた方がいいことは無いかな。
ちなみに、下で書いてた仕事というのは別件で、原稿関係はきちんと書いてる。研究は・・・やばいけど(汗)
講演録としてはこれをみればいいし、ドラフト関係はこちらをみればいいと思う。

GPLとCCの契約の話については、小倉先生説で正しいのかどうかいまいち確信が持てない。私の周囲ではあれは少数説だという意見がでているし。
確かレッシグ教授は前に契約じゃないという話をしていた気がする。CCjpのMLで流れた話で、はてな時代に書いた気もするが・・・ああ、これだ。
CCの場合GPLと違って有利なのは、基本的に使用によって何かの被害が生じるなんてことが無い点か。そりゃ精神的被害を受けたとかそういうことはあるかもしれないけど、それは一般的な契約で対処すべきことじゃない(笑)

-以下、MLで出た話と自分の意見がごっちゃになってわけわかんなくなったもの-

契約の有効性なんて多分どうでもいいのだ。その精神に賛同したものだけが参加すれば、それで問題は解決する。今までの論理でははかり知れないものを作ろうとした時、それを法で保障するなんていうことは多分無理で、むしろ足かせにしかならないのだろう。
僕らは僕らの理想郷を目指して歩き続けるけれど、現行の経済モデルに目をつけられないよう邪魔されないよう、一応契約モデルっぽいもので僕らの世界が保証されているように見せかける。僕らの世界のルールを法律のように見せかけただけで、実際の法律とはかけ離れているようでも別にかまわないのだ。法律のように見せかけることで訴訟のリスクが減ればそれでいい。
僕らの間では僕らの内部ルールに従っていれば紛争なんて起きない。貢献している人間には感謝しよう。そして使わせていただいたら、できれば自分も貢献しよう。フリーで流通するくらいはかまわないかな。著作者表示していれば他はどうでもいいよ。etc・・・

そういう意味で、コンテンツの作成ツールにCCの選択画面を導入しようというレッシグ教授のプロジェクトはCCを広めることには役に立つだろうけど、紛争を呼び起こす選択肢なのかもしれない。なんとなくでCCを選び、そして自分はそんなの選んだつもりはないといって紛争が起きる。理念に賛同したもの以外では普通に起こりうるのではないか。
コンテンツは自分のものという意識が強ければ強いほど、問題は起きるだろう。

ということは多様性もまた必要か。一つの領域が失われても、他にもまだたくさんの領域が残っている、そういう状況の方が望ましい。それぞれが検索可能性を維持していれば、乱立してもそこまで問題にはならない。
倫理の違う者達が、それぞれの倫理を明文化してコミュニティとして検索可能にしておく。そして入るためのルールを表示する。そうやって相互に連関することで、一つの巨大な領域を作り上げ、その中の一つが失われても、すぐに他の領域がそれをカバーするなり、新しいモデルを作り上げるなりして、領域を維持する。

ああ、なんかわけわからなくなった。
さて、そろそろ学校に行ってまた資料集めてくるか・・・。

# そういやレッシグ教授は今日アメリカに帰るそうだ。1週間お疲れ様でした。

結局

受けていた仕事は、どうなったのかさっぱりわからない。
しかもこの間あった人に商品を見せたら、それは相場としては高すぎるといわれたし。なんでも、4錠1000円どころか、100錠5ドルとかでてにはいるのだとか。
特許とったという話だったのだけど、その仕組みは結構知られているような話も聞いたし。
一体どういうことなんだろう。。。
ちゃんと仕事が始まったらやるつもりはあったし、準備もしていたんだが、途中でストップして以来一切話が来なくなった。何があったんだか。

このままこの12月で契約が切れて終わりっぽい気がする。私は収支的に+だからいいけど、-な方々はきついだろうな。ヨシタケ氏はどっちだったのだろう。

2003.12.05

元気玉

元気玉を爆発させようとした男を逮捕
面白すぎ。微妙に家が近いので余計に萌え。
ところで、やはりこういうのもCCでいう創作の対象なんだろうか。私はこういうの好きだけどな。新聞がCCでだしたとしたら、こういうのがいっぱいでてきて、ネタなのか真実なのかわからない記事が量産して出回るというのもありそうだ。
‥‥今の新聞に真実がどれだけあるのかも問題(そもそも真実とは何かなんてことまでは問わないよ)だけどな。
ネタをネタだと見抜けないといけない、面白い社会ができるかもしれない。とりあえず相手の言葉は疑うみたいな。
逆にネタが真実になる傾向があがっていくのかもしれない。真実かどうかを問う人間なんてごく一部だから。(1984的改ざんニュースとか)

CCについて色々書こうかと思ったが、どうにもまとまらない。それに研究以外のこと考えている暇がどこにあるんだ、さっさと研究にシフトしろよという声が耳元で聞こえる。
今回得た大量のネタを元にごまかすのも‥‥多分無理。
よって、CCのまとめネタはここでは無しということで。まとまったものが書き上がったら、本家の方にあげる可能性はあるが。

(ネタ元:圏外からのひとこと

2003.12.04

終わった~

Lessig weekの最大の山場を超えた。ということで、これでそんなに忙しくなくなるかな。
とりあえず今日はお休みさせてもらって、明日から再活動する予定。

今日はTAがある予定だったんだが、行ってみたら休講だった。なんか学生大会があったのだとか。先週の授業の内に教えておいて欲しかった。。。

今日は誕生日

誰のって、惣流・アスカ・ラングレー女史(by エヴァンゲリオン)の。
久しぶりに思い出したな、このアニメ。2015年に14歳なわけだから、現在2歳か?
私が本格的にネットを始めた頃は生誕祭ということでこの日は色々とイベントやっているサイトがあったものだったが‥‥最近はどうなんだろう?

2003.12.03

Lessig week

Lessig weekの前半が終了というところか。今日までがCreative Commonsの話で、明日からはRIETI等が主催の通信の開放とかそのあたりの話なのだとか。
私的には、とりあえず終わったという感じか。まだ最大の山が明日あるとはいえ。

Lessigに関することは、まとめなくてもいいよね。膨大な量になっているからまとめるのが面倒だし、どうせ出すならblogじゃなくて商業誌にとか考えてしまう。CC支持者失格?(苦笑)
気が向いたらまとめて出すつもり。時間の都合もあるし、多分追いつめられているので、無理っぽいが‥‥。

サッカーと著作権

イギリスではサッカーの対戦表にも著作権があるのだそうだ。
そのため、対戦表を新聞に載せる場合には、使用料をFootball DataCoとやらに払う必要がある。
料金は、メディアの種類やその規模(地方紙or全国紙)によって違って、多い場合だと、6245ポンドとかかかるらしい。1ポンドは約200円(今日時点約188円)だから、80万円くらい?(追記:どういう計算してるかな……約125万円というところか)
なかなかいい商売しているな‥‥。

ちなみに、日本だとどうだろう。多分無理だと思う。
例えその図表に著作権が生じていたとしても、その中身のエッセンスを自分なりに書き換えて使うことは可能だろうし。例えば、自分の必要なチームの分だけ抜き出して書くとか、データ抜き出して自分独自の並び方に変えるとか。
日本でこういう商売始めようという人間も出てくるのかもしれない‥‥。そういや選挙の当落予想表が著作物に認定された事件(百選第三版六事件)もあったか。それを考えると、危ないかもしれない。

付け加えて欲しい機能

あれ、なぜか前にトラックバックしておいた先が無くなってる。
ということで、再度書いておきたいとおもいますが、私もCSS自体を変更する機能を儲けて欲しいと思っています。現状では外部のツールを使うことができませんし、だからといってリファラやアクセス数等を確認出来るというわけでもないので。
コミュニティを作るという際には誰に参照されているのかを知りたいわけですから、リファラは必須だと思います。
Typepadではかなり自由に変更出来ると聞いていたのですが、機能限定版を導入したということでしょうか?
とりあえずCSSの導入と、できればリファラの解析等の機能の付属をお願いしたいと思います。

要望

まずは要望と言うことで。
デザインの編集の際に、こちらでタグやスタイルシートの操作をさせてもらいたいと言うこと。そうでないとせっかくCreative Commonsがリンクで紹介されているのに何の意味もありません。(私が使うかどうかはともかくとして。多分別のライセンスをはるとおもうので)
アクセス数の表示や、アクセスログの解析orリファラの表示などの機能はないのかということ。これについても無いのならば、外部のツールを利用したいのでスタイルシートへの書き込みを行えるようにして欲しいと思います。
とりあえずはこの2点について要望を出しておきます。
使いやすいサービスだと思いますし、面白い試みだとは思うのですが、このあたりが他のblogと比べても劣っているように思います。とても重要な点だと思うので、よろしくお願いします。

Lessig教授の講演ネタ

レッシグ教授が2日の講演で使用していたネタ。
まずはブッシュ大統領&ブレア首相のムービー。
Bush and Blair Sing Endless Love(MOV)
で、次がCCによるコラボレーションで例としてあげられていた曲。
my life changed(MP3)
ブッシュのは結構おすすめ‥‥といっても、これ、著作権法違反だよな。多分。
講演内容等については明日以降にでも少し書くんじゃないかと思う。忙しかったら無理かも。

無性に飲みたい気分。Hosokawa氏でも巻き込むか‥‥。
ある程度目途つけてからじゃないとあとで泣きを見るけど‥‥。

色々テスト

当面は色々とテストしながら運用の予定。
使いこなすのには時間かかりそうだが、単に使うだけならそんなに問題ないかもしれない。
つーか、こんなことしている暇あったら明日(ってか今日)の資料作れって感じだよな‥‥。ごめんなさい。

移転

はてなからcocologに移転してみた。
とりあえずツールになれるのに数日はかかるかもしれん。はてなの方が簡単だったら、はてなの方にまた戻るかもしれないな(苦笑)
さてさて、どのように表示されるやら。


意外と使えるといっていいんだろうか。
ただ、文字が小さいのが気に入らないのと、Operaでは変なフォントで表示されるのが気になる。ちょっといじってみなくては。

Main | January 2004 »